M-1グランプリを史上初の2連覇した令和ロマン。そのくるまさんが2025年4月に吉本興業を退所したことは、当時かなり話題になりました。


退所からおよそ1年が経った2026年現在、令和ロマンはどうなっているのか、まとめてみました。
令和ロマンは解散していない

吉本興業の公式発表でも「令和ロマンとしての活動は継続し、相方の松井ケムリは引き続き弊社所属のまま活動する」と明記されていました。つまりくるまさんがフリーになっただけで、コンビ自体は存続しています。
形としては、くるまさん=フリー、ケムリさん=吉本所属のままコンビ活動、という少し珍しい形です。松井ケムリさん自身も「キングコングさんが形として一番近い」とコメントしており、それぞれが個人でも動きつつ、コンビとして大きな舞台でやっていくスタイルをイメージしているようです。
くるまの現在の活動【2026年】

吉本の看板を外れてフリーになったくるまさんですが、活動の幅はむしろ広がっている印象です。
テレビ出演
退所後、多くのファンが「地上波から消えるのでは」と心配しましたが、それは杞憂に終わりました。
2025年5月22日、活動自粛から約3ヶ月ぶりに『ラヴィット!』(TBS系)でコンビそろって地上波に復帰。
MCの川島明さんから「車検が終わったらメーカー変わってましたけど」という絶妙なイジりを受けながらも、自虐ネタで華麗に返してみせました。

その後も令和ロマンは『ラヴィット!』の木曜レギュラー(隔週)を継続。テレビ朝日の『永野&くるまのひっかかりニーチェ』にも出演しており、フリーになっても地上波の仕事はしっかり続いています。
ラジオ・ポッドキャスト
インターネットラジオもコンビで続けています。
2025年11月には「ご様子」5周年記念イベントを有楽町よみうりホールで開催するなど、ファンとの距離の近さが際立っています。
映画・映像出演

映画『ミーツ・ザ・ワールド』(杉咲花主演)や、ホラー映画『チルド』(染谷将太主演)にも出演。コメディ以外のジャンルにも幅を広げています。
CM
2025年8月には堀江貴文さんとの共演CMが公開。2026年2月にはクルマサービス「だれでもノレル」(IDOM CaaS Technology)のCMにも起用されました。

フリーになったことで企業案件の選択肢が広がっている面もありそうです。
ライブ
2026年5月16日、Kアリーナ横浜で「RE:IWAROMAN」と題した大型漫才ライブを開催。2万人規模のアリーナでの単独ライブは、吉本の劇場という枠を超えた挑戦でした。
ケムリの現在の活動【2026年】

くるまさんが動いている一方、ケムリさんもかなり充実した活動を続けています。
テレビ・配信

ABEMAの新番組「CELEB SECRET」(2026年6月20日配信開始)でMCに抜擢。指原莉乃さん、満島真之介さん、河野純喜さん(JO1)と並んでの出演です。
吉本の看板タレントとして個人での仕事も着々と増えています。
著書
動物好きで知られるケムリさんが、2026年4月に初の単著『ナマケモノの朝は、午後からはじまる。』(Gakken)を発売。
令和ロマンの公式YouTubeで公開した「1日飼育員体験」動画が100万回再生を記録するなど、動物コンテンツとの親和性の高さが光ります。さらに2026年7月には2冊目となる『ちがうちがう』(集英社)の発売も予定されています。
なぜくるまは吉本を退所したのか

事の発端は2025年2月のオンラインカジノ問題です。
くるまさんはオンラインカジノを利用していた事実を自ら認め、謝罪動画をYouTubeに公開。その後、自身のXで活動自粛を発表しました。
吉本側が問題視したのは、オンラインカジノをやっていたことそのものより、事務所に無断で動いたことだとされています。具体的には以下の2点です。
吉本興業の公式発表には「双方合意の上」という言葉があり、強制的に契約を打ち切られたわけではありません。小籔千豊さんも「両者が話し合って辞めるとなったなら、しゃあないかな」とコメントしていました。

くるまさんはかつてトーク番組で「来世も芸人で事務所に入るなら、吉本以外に入って新しい環境にも挑戦してみたい」と語っていたこともあり、M-1を2連覇して吉本でやれることはやり切ったという決断が背景にあったのかもしれません。
「2億4000万円の損」は本当か

トミーズ雅さんが試算した「M-1優勝コンビは毎年最低1200万円が入る。20年で2億4000万円になる」という計算が話題になりました。
これはあくまで仮定の話で、20年間ずっと同額が入り続ける保証があるわけではありません。くるまさん本人が「後悔している」とコメントしたのは事実ですが、フリーになったことでCM・テレビ・ライブ・映画と収入の上限はむしろ上がっている可能性もあります。

「後悔」というより、うまくネタにしてみせた印象もありますね。
令和ロマンの今後はどうなる?

ケムリさん自身が言及したように、令和ロマンは今後「おっきいところで年に数回やる」というキングコング型のスタイルに近づいていくのかもしれません。
2026年5月のKアリーナ横浜での2万人ライブはまさにその第一歩。
コンビとしての漫才は続けながら、それぞれが個人でも活動の幅を広げていく形が見えてきます。

M-1については、くるまさんが2025年12月の配信動画で「我々は来年から…」と含みを持たせるコメントをしており、2026年以降の出場についても注目が集まっています。
解散でもなく、惰性で続けているわけでもない。退所を経て、令和ロマンは新しいフェーズに入ったと言えそうです。



コメント