
わらふぢなるおを知っている人なら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
2018年のキングオブコントで準優勝を果たしながら、大ブレイクには至らなかったわらふぢなるお。その理由と、地道に積み上げてきた現在までの軌跡を振り返ります。
キングオブコント準優勝でも大ブレイクしなかった理由
まずは率直な疑問から。実力は折り紙付きなのに、なぜブレイクに至らなかったのか。考えられる理由をいくつか挙げてみます。
コント師としての認知の難しさ
わらふぢなるおがキングオブコントで3年連続決勝進出(2017〜2019年)、2018年には準優勝という結果を残したのは事実です。しかし準優勝後も、いわゆる「ブレイク」には至りませんでした。
理由のひとつとして考えられるのが、コント師としての認知の難しさです。M-1グランプリの漫才師と比べると、キングオブコントのコント師はバラエティ番組への展開がしにくいという側面があります。
「コントは面白いけどトークはどんな人?」というイメージのギャップが埋まりにくく、テレビ局側も使い方がわからないというケースが少なくありません。
ビジュアルのインパクトが薄い
失礼ながら正直に言うと、ふぢわらさんも口笛なるおさんも、いわゆる「見た目でつかめる」タイプではありません。芸人がバラエティでブレイクするには、顔やキャラクターで瞬時に覚えてもらえるかどうかも大きな要素です。
ネタは確実に面白い。でも「この人誰だっけ?」と思われやすいという壁があったのかもしれません。
事務所の規模
グレープカンパニーはサンドウィッチマンや渡辺直美などを擁する事務所ですが、吉本興業のような規模ではありません。レギュラー番組の獲得や露出増加においては、事務所の力が影響することも少なくないのが芸能界の現実です。

コンビ結成前も苦労の連続だった
ブレイクできなかった理由は、デビュー後だけにあるわけではありません。わらふぢなるおを結成するまでの道のりも、かなり波乱に富んでいました。
複数のコンビを解散してきた
口笛なるおさんがわらふぢなるおを組む前に、モスビー・ロケットバンビ・サファリグラタンなど複数のコンビを結成しては解散してきた経緯があります。
「いくつもコンビを不運にも恵まれて失敗してきたのを見ている」と伊達みきおさんがブログに書いているほどで、コンビが続かないことへの苦労は相当なものだったはずです。
2010年にふぢわらと出会い転機
そんな口笛なるおさんに転機が訪れたのが、ふぢわらさんとの出会いです。
もともと別々の事務所に所属していたふたりでしたが、お互いのネタや芸風に惹かれ2010年にコンビ結成。異なる事務所のまま活動するという珍しいスタイルで注目を集め、2017年にはキングオブコント初決勝進出を果たします。

漫才への挑戦で新たな活路を開く
コントで限界を感じたわけではないでしょうが、わらふぢなるおは新たな武器を手に入れることを選びます。それが漫才への本格参戦です。
2022年に漫才協会に入会
コント師として活動していたわらふぢなるおが2022年9月に漫才協会に入会したのは、ひとつの大きな転換点でした。
コントで積み上げてきた実力を漫才にも活かすべく、新たな挑戦を始めます。
2024年に漫才新人大賞を優勝
その成果が出たのが2024年2月。漫才協会内のコンテスト「漫才新人大賞」の本選で見事優勝を果たしました。
コントだけでなく漫才でも結果を出すことで、活躍の幅が広がっています。
現在は着実に露出を増やしている
2026年現在、わらふぢなるおはBS-TBS「サンド伊達のコロッケあがってます」へのレギュラー出演や、フジテレビ「ただ今、コント中。」への出演など、着実にテレビへの露出を増やしています。
また7月には水曜日のダウンタウンへの出演も控えており、ここが大きなターニングポイントになる可能性があります。
キングオブコント準優勝から約8年。じわじわと、でも確実に前に進んでいるわらふぢなるおの今後に注目したいところです。




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