「なんとなく話が続かない」「自分の考えをうまく説明できない」――そんな経験、誰にでもありますよね。
会話が思うように進まないと、相手との距離が縮まらないだけでなく、自分自身に自信を失ってしまうことも。
しかし、これらの悩みは実は少しの工夫やルールで大きく改善できるんです。
この記事では、会話がスムーズに続き、あなたのコミュニケーション力を一段と引き上げる方法をお伝えします。
これを読めば、人間関係も良好になり、次の会話が楽しみになるはずです!
最後にオススメの本も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!
知っておきたい親密度をあげる会話のルール
最初の会話はかなり大事
雑談をする時や初対面の人と話すとき、共通の話題がない場合、最初に何を話そうか悩みますよね。
実は最初の会話は、非常に重要で盛り上がりの左右をする程と言われています。
一番最初にする会話は科学の世界では『会話スターター』と呼ばれています。
『会話スターター』は人の心を掴む会話のルール、上手い会話のルールというものがあります。
会話が得意な人は最初のネタのレパートリーをたくさん持っているんです!
親密になれるための3つのルール
何を話したら良いのかわからない時の会話は、だいたいお互い変な空気になります。
話を盛り上げ、好かれる、仲良くなれるようにするには、どのような会話をすれば良いのか科学の観点から3つのルールをご紹介します!
会話は4割から6割で行う(ピンポンルール)
例えば、自分が40%話すのであれば、相手が60%になるように会話をさせてあげるというふうな感じですね。
これが仮に60%以上を超えると若干ナルシストのイメージを与えてしまい、近づき難くなってしまうわけです。
逆に40%以下の場合は、相手の会話の負担が大きくなってしまい、自分の会話に興味がないんだろうなという印象を与えてしまいます。
時間の感覚は人それぞれなので、タイマーを使って強制的に鍛えることがおすすめです。
30秒から60秒でバトンを渡す(信号機ルール)
聞きっぱなしや喋りっぱなしはNGです。
会話をする上で大体30秒〜60秒の間でバトンを渡してあげましょう。
この60秒を過ぎると相手は飽きてしまうんですね。
自分が30秒でどれくらい話せるかを把握するようにしましょう。
信号機で例えると、30秒が青信号、さらに30秒〜60秒が黄色信号、60秒を超えると赤信号となります
間の作り方(一時停止ルール)
相手の話が終わった時に、すぐに自分の話をしないようにすることです。
やり方としては相手が話し終わった後、すぐ自分の話をするのではなく、1秒だけ待ってから話し始めることです。
これをやらないと、相手は取り残されたように感じてしまう、聞き流されてしまったのではないかと感じてしまうんです。
これは簡単にできるのですぐに実践しよう!
会話スターター7つのネタ
最初の会話の切り口として参考にしてみてください。
初対面で調子はどうですか?って何を答えていいのかわかりませんよね。
仕事もあんまり盛り上がるネタとは言えません。
同業だったら別かもしれませんね!
なんとなくこの辺も答えづらい質問、合コンとかなら「わかるだろ!」って思います。
あなたのことについて聞かせてくださいってただの無茶振りにしか聞こえません。
ここからが、会話が盛り上がる内容です。
こちらの3つの共通点は相手の感情が引き出していることです。
ここさえ抑えられれば、会話は盛り上がること間違いなし!
職業の質問などから感情を引き出すことはできないですよね
話が上手い人ってどんな人?
話すのが上手いと思われる人は自分にとって都合のいい話題や質問を投げてくれる人です。
つまり、自分に興味を持って質問してくれてる人に対して人は好意を感じます。
よく喋る人=トーク力がある人ではないです!
たまに延々と自分の話や自慢をする人っていますよね?
あれは異性からも同性からも好かれるような会話ではないですよね。
モテる人はどんな会話をするのか調べた研究
モテる人の喋り方とモテない人の喋り方は科学的にも分かっています。
漠然とモテる人ってどうゆう人?とはなりますが今回の研究ではプライベートでも会う事ができた人と認識してください。
要は誘った時に断られなかった人ですね。
今回はもう一度会いたいと思うような人をモテると定義しています。
質問の数は?
この調査で分かったことはモテる人とモテないの人の会話の違いは質問の数でした。
結論を言うとモテる人は質問の量が多いんです。
自分の話をするんじゃなくて色々と質問をしてあげる人が一番モテたということがが分かったんです。
この研究だと15分で9回以上質問しなさいというのが示され、質問が15分で4回以下に比べて格段に好かれやすいってことが分かったんです。
- モテる人は質問が上手く、質問の回数も圧倒的に多い
- 自分に興味を持ってくれる人のことはやっぱり人間で好きになる
どんな質問したらいいの?
質問をするにも尋問みたいにしてもよろしくないです。
この研究ではどんな種類の質問すると相手の好感が上がるのかも調べてくれています。
これどんな質問かというとフォローアップクエッションと言われる質問です。
フォローアップクエスチョンというのは相手が言ったことに対して絡めて返していく質問です。
最近美味しいお店見つけたんだよね。
〇〇にあるお店なんだけど和食が美味しかった♪
へーそうなんだ!
特に何が美味しかった?
他にオススメのお店とかある?
実はこのフォローアップクエスチョンは仲良い人に対してはみんなできているんです。
ですが私たちは初対面の相手にはこのフォローアップクエスチョンができないのです。
よくありがちなのが初対面の人と話す時に会話が続きませんという話です。
会話が続かない理由は結局フォローアップクエスチョンというのができてないからなんです!
「趣味とか好きなこととか普段何してるの?」という質問をすると必ず興味がある話が返ってくるのでこれをフォローアップしていくとです。
質問をするというのはのは相手の話を聞いてますよというサインを相手に送れるので存在は認めてくれるという風に感じます。
こうすると返報性の原理も働いて相手も皆さんのことを大事にしてくれるので、少なくともないがしろにされる可能性は非常に少ないです。
・15分に約9回の頻度で意識的に質問をする。
・フォローアップクエスチョンを意識する。
AREメソッドを使う
AREメソッドとは?
AREメソッドとは論理的説明の王道と言われています。
雑談力を向上させる上で最も適した方法なのでご紹介します!
AREメソッドを用いた例文
AREメソッドを用いた例文をご紹介します。
初対面の方でも会話に困らなくなるので参考にしてみてください。
会話が苦手だなと思う人がまず身につける心構え
上記ではコミュニケーションのテクニックについてご紹介しました。
会話の仕方はわかったけど、そもそも会話自体に消極的なんです。と言う方はまず以下の考え方を身につけましょう。
相手に興味を持つ
まず必要なのは、話す相手に興味を持つことです。
相手を知ろうとしなければ心から褒める事も出来ませんし、自身も楽しくもありませんよね。
どんな相手でも必ず人には「興味が持てる部分」があります。
とにかく最初は相手興味を持てるような話題を探しましょう。
相手にまったく興味が湧かなくても、相手の友人や知人、家族について広げるのもOKです。
共通だと認識した会話を元に話を広げていけばいいのです。
無理に笑わそうと思わない
トーク力がある人によくみられるのは「相手をよく笑わせている」ところですよね。
しかし、決して場を盛り上げようだとか、相手を笑わせようとか思わなくてもいいんです。
会話が苦手な人は、話を盛り上げなければとあせってしまう傾向があります。
そして、会話の内容がグダグダになり気まずい空気になります。
でも、必要なのはコミュニケーションであり、大事なのは「笑わせる」よりまずは「楽しませる」ことが重要です。
相手を褒めて気分よくさせたり、共通の趣味について話してみることで、楽しい会話へと発展します。
会話力を上げるためにオススメの本3選
人は話し方が9割
令和で一番売れている会話力の本です!
この本は以下の悩みを解決してくれます。
- 「伝えたいことを適切なタイミングで話せる人になりたい」
- 「思っていることを正直に言いたい」
- 「沈黙が苦手で常に話さなければいけないと感じる」
会話に対してリアルな悩みを解決してくれる一冊です。迷ったらこれがオススメです!
超雑談力
人付き合いに対して不安を抱えている人にオススメです!
一対一における会話で気まずい空気になるのを防ぎ、円滑なコミュニケーション能力が身につきます。
「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた
会話において本当に大切なことだけを抜粋した本です。
内容もわかりやすく、すぐに頭に入りやすいので手っ取り早くスキルを身につけたい方にオススメ!
最後に
トーク力は練習すれば誰でも向上させることができるし、人間関係を良好にする事が可能です。
今回紹介した内容を意識した上で、どんどん自分なりの会話のネタをストックしていくことがいいでしょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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