2023年6月8日の『news everyの「知りたいッ!」』というコーナーで「お口の健康」について紹介されました。
6月の4日~10日は「歯と口の健康週間」というのをご存知でしたか?
1928年から「虫歯予防デー」という運動が開始されました。
なぜかというと、当時は虫歯で亡くなられる方がたくさんいたそうです。
そして2013年から口全体の健康を考えようということで今の「歯と口の健康週間」というのが生まれたそうです。
この記事では歯磨きに関する以下の3点を詳しくお伝えします。
- 心臓病や脳梗塞リスク“高”
- 歯磨きの“起源”
- 歯ブラシの“寿命”は?
歯周病は心臓病や脳梗塞のリスクが高くなる!?
歯周病菌は腫れた歯茎の間から、血管内に入り込み全身に回ります。
その結果、以下のような症状を引き起こします。
- 動脈硬化
- 心臓病
- 脳梗塞
また、妊娠している女性が歯周病にかかると『低体重児出産』『早産』のリスクがあります。
歯磨きと歯茎のケアがどれだけ大事かがわかります。
引用:日本臨床歯周病学会「歯周病が全身に及ぼす影響」
口の健康が全身に関わるということなんですね!
歯ブラシの寿命は?
歯ブラシの選び方は?
歯ブラシを握った時にブラシから1センチあくて程度の長さがいい
ブラシの大きさは親指と同じ幅のものが自分の口に合っている
歯ブラシの交換のタイミングは?
よく言われるのが毛先が広がったらと言われますが、今は1ヶ月で交換するべきとメーカーが推奨しています。
ブラシの根元に付着した菌が落ちにくくなり、夜に磨いた時にブラシに付着した菌が朝の歯磨きで戻ってしまうと言われています。
日本では歯ブラシの種類は1〜2種類しか、使用していない方も多いと思われますが、ヨーロッパでは6種類以上使用するのが主流みたいです。
ということは、歯ブラシ+フロスだけでもまだまだ足りないということなんですね。
歯磨きの起源は?
そもそも、歯磨きの起源はいつからなのでしょうか?
歯磨きを開始したのは仏教の開祖であるお釈迦様なんです。
理由は弟子たちの口があまりにも臭かったため歯の手入れを勧めたと言われています。
大昔は『歯木』と言われる小枝の先を噛んで房状にして歯を磨いていました。
そこから日本に伝わり、徐々に庶民へと伝わっていったという流れです。
そして、明治時代に今のような歯ブラシが西洋から輸入されて、日本も真似て作っていったというわけです。
参考:Club Sunstar「昔の人は木で歯をみがいていた!?「歯の博物館」で歯みがきの歴史を学んできた!」
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