やす子(27)が2026年4月27日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、こんな本音を打ち明けました。

たとえば28とかに結婚して妊娠して、30歳くらいまでにもし休んじゃったら、その間に自分のここの席を、誰か新しい人が来ちゃうかもしれないじゃないですか
「売れっ子芸人の贅沢な悩みでは?」と思った人もいるかもしれません。でも、やす子の壮絶な生い立ちを知ると、この発言の重みがまったく変わって見えてきます。
この記事では、やす子が結婚より仕事を優先したい本当の理由を、生い立ちから徹底解説します。
やす子が「席を奪われる」と感じる本当の理由
やす子は幼いころからずっと、「居場所を失うこと」と戦ってきた人です。
2歳で両親が離婚。
母子家庭で育ち、中学時代は給食以外まともに食べられない日が続く。
夏休みはスーパーで安売りされたパンの耳を買い込んで、妹と一緒に飢えをしのいでいた。
食べる場所も、眠る場所も、当たり前ではなかった。それがやす子の原点です。
「席を奪われるのが怖い」という感覚は、この時期に根づいたものではないでしょうか。
やす子の生い立ち|児童養護施設でやっと見つけた居場所
中学生になったやす子は、家庭環境が限界を超えると、母親に内緒で自ら児童養護施設に保護を求めるようになります。
高校からは完全に児童養護施設での生活に。施設に入って初めて「毎日三食食べられる」という当たり前の幸せを手に入れたと振り返っています。
しかし、高校生活も順風満帆ではありませんでした。
「女子ってだるい」という愚痴に同意しなかったことがきっかけで、クラスから完全に孤立。3年間ずっとトイレで弁当を食べ、休み時間は図書室で過ごす日々が続きます。
さらに担任教師が「児童養護施設から通っている」という事実をクラスで暴露したことで孤立はさらに深まり、保健室登校を余儀なくされました。
教室という「席」を、やす子は3年間持てなかったのです。
やす子が自衛隊を選んだ理由は「生きるため」だった

高校を卒業すると児童養護施設を出なければなりません。
保護者のいないやす子には、家を借りることも携帯を契約することも、ひとりではできませんでした。
やす子はこう語っています。

衣食住が揃っているのはパチンコ屋と自衛隊だった。パチンコ屋は受からなかったから自衛隊しかなかった
夢を追ってではなく、生きていくために自衛隊を選んだ。やす子にとって「仕事」は最初から、生存と直結していたのです。
陸上自衛隊に2年間勤務後、上京して清掃員・学校の用務員として働きながら芸人の道へ。2019年にピン芸人としてデビューし、2021年の『おもしろ荘』出演をきっかけにブレイクを果たします。
やす子にとって「仕事の席」は命がけでつかんだ居場所

2024年の24時間テレビでは、自身が育った児童養護施設への募金のためにマラソンを完走。集まった募金額は4億3801万円にのぼりました。
今では「テレビで見ない日はない」ほどの売れっ子になったやす子。でも、その根っこにある感覚は変わっていません。
「また居場所を失うかもしれない」
2歳から始まった「居場所のなさ」との戦いは、やす子の奥底に刻まれています。だから「育休で席を奪われるかもしれない」という発言は単なる杞憂ではなく、生存本能に近い感情からきているのだと思います。
今のテレビの席は、極貧・いじめ・孤立を乗り越えて、やす子が初めてつかんだ「自分の居場所」。それを手放すことへの恐怖は、普通の感覚とは別次元のものなのです。
やす子の結婚観|平野レミの一言で「安心した」
やす子(27)は平野レミ(79)に「結婚して妊娠し育休を取ると、その間に自分の席を誰かに奪われてしまうかも」と不安を吐露。すると平野はすかさず「そんなこと思ってたら人生つまんないよ! pic.twitter.com/nDv0GJKoWY
— Juliet isioma (@JIsioma15023) April 27, 2026
「それは平気!そんなこと思ってたら人生つまんないよ」
平野レミにバッサリ言われたやす子は「安心した」と、ほっとした様子を見せました。
79歳の大先輩の一言が、やす子の長年の不安を少し和らげた瞬間でした。
やす子が結婚より仕事を優先したい気持ちは、壮絶な生い立ちと切り離して語れません。極貧・児童養護施設・いじめ・孤立——そういった経験を積み重ねてきた人にとって、「今ある居場所を守る」という気持ちは、仕事への執着ではなく、もっと深いところにある感情です。
やす子の「育休で席を奪われる恐怖」の本当の意味が、少しでも伝わっていたら嬉しいです。


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