自己啓発本の罠とは?意味がないと感じた理由3選!

自己研鑽

自己啓発本を手に取り「凡人でも成功できるんだ!やる気めっちゃ出てきた!」と思っている方すいません。

タイトルを見て「イラっ」ってなると思います。

実際、釣りでもなんでもありません。

今回の記事は自己啓発・マインドフルネス歴約10年の私が本当に目標を達成したかったら、自己啓発本なんて読まなくて良いと思う理由をご説明します。

最後までお付き合いください。

自己啓発本はむしろ読むべきではないと思った理由3選

読書する男性

まずは自己啓発本を読んで気づいたことをご紹介します。

気づいたことは以下の3点です。

  • 自己啓発本は具体的な目標がない人には意味がない
  • 自己啓発本を読むと気分が落ちやすくなる
  • 自己啓発本を読むと周りを見下すようになる

自己啓発本は具体的な目標がない人には意味がない

自己啓発本を読むと、あなたはまずやる気が上がると思います。

しかし、やる気が上がったとしても、やりたいことがない人には無意味なのです。

その理由を3つご紹介します。

  • モチベーションが上がっても行動は変わらない
  • モチベーションが上がっても本質は変わらない
  • 理想追い求めてパンクする

モチベーションが上がっても行動は変わらない

そもそもあなたは自己啓発本なぜ読もうと思ったのでしょうか?

きっと「現状を変えたい」「人生を良くしたい」と思ったから手に取ったはずです。

ただ、漠然と今の現状を変えたいと思っても、「どう変えたいのか?」「どうなりたいのか?」が明確になっていないと、モチベーションが上がるだけで行動は変わりません。

つまり、具体的な行動がわかるようになるわけではないのです。

一番最初にやることは自分はどうなりたいのかを明確にすることです。

そして、その目標を達成するには『何が必要なのか』を考えてみましょう。

すると、今あなたがするべきことは『自己啓発本を読むこと』ではなく、『専門書を買うか新しい経験を積む』かのどちらかになるはずです。

生活を今よりも豊かにしたい・脱サラして自由に時間を使いたいのであれば、副業の勉強をする、実際に挑戦してみるという行動が見えてくる

モチベーションが上がっても本質は変わらない

自己啓発本を読んでモチベーションが上がったとしても、実際人間は心のどこかで「変わりたくない」「自分にできるわけがない」と感じています。

いわゆる潜在意識というやつですね。

潜在意識が変わらなければ、結局は行動は継続できずに何も現状を変えることはできません。

そして、この潜在意識を変えるには本を数冊読む程度では簡単に変わらないということを覚えておきましょう。

理想追い求めてパンクする

モチベーションが上がった人が、やりがちなのが紙に目標をたくさん書き出すということです。

例えば以下のような短期で叶えられそうにない非現実的な目標をたくさん立てます。

  • Youtubeでチャンネル登録者数10万人目指す
  • 体重を10キロ落としてムキムキになる
  • 興味を持った資格を10個とる

当然、計画倒れになり時間も紙も無駄に終わります。

自己啓発本によってあげたモチベーションというのは現実を変えるためには不向きであり、そもそもモチベーションに頼って行動をするようでは継続は難しいというわけです。

本当に現実を変えることができる人はやる気なんぞに頼らないということです

自己啓発本を読むと気分が落ちやすくなる

自己啓発本を年に4冊以上読むと鬱になりやすい』という研究データがあるとかないとか、数年前に話題になっていたことがありますが、実際はどうなのでしょうか?

うつ病になりかけた人が自分のメンタルを安定させるために、手に取った本が自己啓発が多いのではないかと個人的には思います。

ただ、自己啓発本を読むと病みやすいというのは私自身も感じたことがあります。

その理由は、自己啓発本は大体が同じような内容で、大体の著者は以下のようなことを書いています。

  • 覚悟を決めてとにかく行動しろ
  • 凡人の私でもどん底から這い上がりました
  • 挨拶や感謝はちゃんとしろ

実際に自己啓発本を読んだ後は私も「この人と同じ行動を取れば成功できるんだ!」とその瞬間だけモチベーションはあがります。

しかし、生まれも育ちもやりたいことも違う著者と全く同じことなんてできるはずがないんです。

やる気だけでは結果的に現状は変わらず、次の日には大体普段通りに戻っています。

本を読んでモチベーションを上げる」→「現状を変えることができない」というサイクルを繰り返していくとだんだんと現状を変えることができない自分に自信が持てなくなってしまうのです。

自信を失うと失敗に対する恐怖や不安が増加し「どうせ自分には無理だ」「また失敗する」という自己対話が増え気分が落ちやすくなってしまうんですね。

自己啓発本を読むと周りを見下すようになる

自己啓発本を読んで、自己満足で終わった方がまだ良いんです。

しかし、自己啓発を読んで自分が意識高い系という自覚をしてしまうと、周りを見下すようになってしまいます。

下手に知識をつけ、その知識をひけらかし周りを見下すと、だんだんと周囲の人と合わなくなっていきます。

その段階で、『周囲の人とは合わない』+『何の実績もない凡人』の完成です。

実際このような人は「じゃああなたは何が変わったんですか?」と聞かれれば黙ってしまいます。

マインドフルネスやコールドシャワーは現実逃避

海でマインドフルネスをする女性

こんな見出しですが、私はコールドシャワー歴3年以上で、ジャーナリングもしっかりやっており今3冊目です!笑

おい!!!

実際にマインドフルネスやコールドシャワーは科学的にも意味もあるし、効果も実感しております!

ただ、目標を達成したいのなら、本当にやらなければいけないことから目を背けてはいけないという事を説明します。

優先順位を見直す

多くの人が目標達成のために、マインドフルネスやコールドシャワーを行っています。

朝のルーティーンに組み込んでいる方も多いと思います。

ただこの朝のルーティーンにどれくらい時間をかけていますか?

一番良くないのが、ルーティーンをやることが目的になってしまっていることです。

これらは結局、本当の目標達成のためにやらなければいけないことを先送りにしているだけなんです。

例えば、「副業で月10万円稼ぐためにSNSで毎日投稿をする」という目標があるのにも関わらず、朝のルーティーンにエネルギーも時間も奪われてしまっていては本末転倒なわけです。

ただ、朝のルーティーンでエンジンがかかるという方もいます。

なのでそのような人は優先順位を変えてみましょう。

  1. 起床してから1〜2時間は一番大事なことに投資する
  2. 重要なタスクが終わってからルーティーンを始める

優先順位を明確にし、本当に大事なことから逃げないということを意識しましょう。

マインドフルネスは目標を達成するためのブースター

瞑想ジャーナリングは生産性を上げることや自己管理をする上で優れたツールです。

ただし、いくら生産性を高めたり、脳を活性化させたとしても目標達成に近づかなければなんの意味もありません。

車体を作っていないのに、エンジンばかり強化しているようなものです。

朝起きたら、大事な会議の資料作り、ブログやSNSの作成など一番大事なタスクから取り組みましょう。

おすすめ動画

海外の若い経営者『セバスチャン・ジョルジュ』の1日のルーティーンです。
この方は「瞑想やコールドシャワーは効果はあると思うが、自分の目標を達成するには不要」と述べています。

最後に

自己啓発本やモーニングルーティーンは、目標を達成するために優先順位はかなり低く、本当にやるべきことから目を背けているんです。

SNSで毎日投稿するよりも、『5分間瞑想』や『数秒のコールドシャワー』の方がすぐに終わるし楽ですもんね。

本質からは逃げていはいけません!

今回の記事があなたの目標達成に近づくための一歩となれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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