シンガーソングライターの宇多田ヒカルさんが5月2日に配信リリースした新曲「Mine or Yours」の歌詞の一節が、SNS上で大きな話題となっています。

「Mine or Yours」は現在綾鷹で起用されている曲ですね!
と、気になった方もいると思います。
この記事ではなぜ宇多田ヒカルさんの新曲がここまで話題になったのかを解説していきます!
宇多田ヒカルの新曲には政治的意図?
大前提に、
と考えられます。
では、なぜ『夫婦別姓』という歌詞が政治的意図と話題になったのでしょうか?
2人の議員がXで反応している
宇多田ヒカルさんの『夫婦別姓』という歌詞に対して、東京港区議会議員の斎木陽平氏さんと、共産党の吉良佳子参院議員が以下のような『夫婦別姓』に対して肯定的な反応を示しています。
宇多田ヒカルさんの本日公開の新曲「Mine or Yours」。
— さいき陽平|港区議会議員 (@YoheiSaiki) May 1, 2025
具体的政策的主張が歌詞にここまで盛り込まれたのは多分、初では!?
“令和何年になったらこの国で夫婦別姓OKされるんだろう”
ほんとにねっ!!#選択的夫婦別姓 #宇多田ヒカル #MineorYours pic.twitter.com/am7cFHuNNA
宇多田ヒカルさんも新曲で「令和何年になったらこの国で夫婦別姓OKされるんだろう」と歌っている(!)いま、多くの人に待たれている、選択的夫婦別姓。
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) May 2, 2025
「自分が名字を変えたくない。相手にも押し付けたくない…今のままでは結婚できない…」と、20代の方が院内集会で訴え。
一刻も早く実現したい。 https://t.co/iCkCZy1Y9Q
一般社団法人『あすには』の代表理事の井田奈穂も反応

一般社団法人『あすには』の代表理事の井田奈穂さんは「令和7年でokayにできるよう、全力で実現目指しています。後押し感謝です!」と言及しました。
『あすには』は選択的夫婦別姓の法制化を目指して活動する団体です。
『夫婦別姓』歌詞が引き起こしたSNSの声は?
これまで社会・政治的発言が少なかった宇多田さんが明確な社会課題を取り上げたことで、リスナーからは賛否両論の反応が寄せられました。

「令和何年になったらこの国で夫婦別姓されるんだろう」というフレーズです。
この歌詞について、SNS上ではほんの一部だけ次のような反対意見が見られました。
「影響力のあるアーティストが社会問題を取り上げる意義は大きい」と評価する意見もあれば、「芸能人の政治的な主張は慎重であるべき」という意見もありました。
なぜ夫婦別姓問題が注目されるのか?制度の背景解説
現在の法律では、結婚時に夫婦どちらかの姓を選択する必要があり、この制度について長年議論が続いています。
- 職業上のアイデンティティ維持
- 個人の名前への愛着
- 国際的な基準との整合性
- 家族の一体感が損なわれる
- 日本の伝統的な家族制度の変化
- 戸籍制度の混乱が懸念される

ただ、『選択的夫婦別姓』の法制化を待っている事実婚夫婦が約60万人いるのも事実です。
実際に世論調査でも『夫婦別姓』の賛成は7割を超えており「はやく選択的夫婦別姓導入されてほしい」という声も多く上がっています。
今回の楽曲をきっかけに、夫婦別姓問題への関心がさらに高まる可能性があります。
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