『水晶の遮光器土偶』がネットニュースで話題になっていました。
「欲しい!」「綺麗すぎる!」「まるでオーパーツ!」と様々なコメントがあります。
伝統工芸士制作
— 縄文アクセサリー【Do_goods ドゥグーズ】 (@Dogoods2) October 31, 2024
『水晶の遮光器土偶』
2体完成しました。 pic.twitter.com/9iQwZWUTod
突然ですが、皆さんはオーパーツってご存知ですか?
『昆虫、恐竜、宇宙、深海、オーパーツ』の5代男のロマン(異論は認めます)の一つであり全世界の男たちが興味を持っています。
解明されていないような説明できないものをロマンというのです!(知らんけど)
オーパーツというのは、考古学や歴史学の分野で「時代や場所にそぐわない人工物」を指す言葉なんです。
英語の Out Of Place Artifacts を略したもので、日本語では「場違いな人工物」とも訳されます。
これは、『発見された「時代」や「場所」の文化水準では作成不可と考えられる』という意味です。
例えば、古代の石器時代の遺跡から精巧な歯車や高純度の金属加工品が発見されたら不自然ですよね?
今回はそんなオーパーツについて初心者の方がわかるようにざっくりご紹介します!
語源と歴史:オーパーツという言葉の誕生
「オーパーツ」という言葉は、アメリカの考古学者 アイヴァン・T・サンダーソン(Ivan T. Sanderson)が1960年代に使用したのが始まりとされています。
彼は、さまざまな遺物の中に「時代錯誤な人工物」が存在することに注目し、それらを Out Of Place Artifacts(場違いな人工物) と呼びました。
この概念が広まったのは、サンダーソンの著書や、同時期に活躍した作家 エーリッヒ・フォン・デニケン(Erich von Däniken)の影響が大きいです。
デニケンは「未来の記憶」や「神々の戦車」といった著書で、古代文明に宇宙人が関与したという説を展開し、オーパーツがその証拠であると主張しました。
有名なオーパーツの例
オーパーツには数多くの有名な事例があります。
ここでは、代表的な3つのオーパーツを紹介します。
1. アンティキティラの機械
紀元前150〜100年頃に作られたとされる「アンティキティラの機械」は、古代ギリシャで発見された歯車式の装置です。
これは太陽や月の動きを計算するためのアナログコンピューターと考えられています。
しかし、精密な歯車構造は当時の技術では考えられない高度なもので、オーパーツとされています。
一番有名なやつですね!
2. クリスタル・スカル
中南米で発見されたとされる「クリスタル・スカル」は、人間の頭蓋骨を模した水晶製の彫刻です。
その制作方法や起源には謎が多く、一部では「古代宇宙人が作った」と信じられています。
ディズニーお馴染みのインディジョーンズに登場するやつ!
しかし、現代の調査では、19世紀に作られた偽物の可能性も指摘されています。
3. バグダッドの電池
1930年代にイラクのバグダッド付近で発見された「バグダッドの電池」は、陶器、鉄棒、銅の筒で構成される構造物です。
一部の研究者は、これは古代の電池であり、金メッキや治療に使用されていたと推測していますが、確証は得られていません。
オーパーツの解釈:科学とオカルトの狭間
オーパーツは、科学的な説明がつかないことから、オカルトや陰謀論の対象になることがあります。
人は科学で説明できないものをスピリチュアルで解決させますからね
例えば、「古代宇宙人説」や「失われた超古代文明説」は、オーパーツの存在を証拠として支持されることが多いです。
一方、科学者や考古学者は、オーパーツの多くが 誤解や捏造、あるいは 不十分な調査によるものであると指摘します。
科学で解明できないなら宇宙人がやったくね?
この部品とか宇宙人が作ったっぽいし。
は?宇宙人とかありえねーから。そのうち分かっから。
例えば、考古学的な発見は、後の調査や技術の進展により解明されることが少なくありません。
これにより、一度はオーパーツとされたものが「通常の遺物」であると判明するケースも多くあります。
解明された時のショックがでかい!
最後に
オーパーツは、歴史の謎を探求する楽しみと共に、科学とオカルトの境界線に立つ魅力的なテーマだと思いませんか?
世界の謎は調べても出てこないものがまだまだたくさんあります。
この言葉にできないようなワクワク感に誰か共感してください!笑
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