カントリーマアムの2040年問題とは?小さくなったのは嘘!

日常生活

カントリーマアムは不二家が販売しているチョコチップクッキーで、外はさっくり、中はしっとりした食感が楽しめる皆さんご存知の昔から大人気の商品です。

そんなカントリーマアムが2040年にはなくなるのではないか?と噂されています。

さらにカントリーマアムの大きさが、「昔より小さくなった!」という声を最近耳にしました。

正直私は全く気づきませんでしたが、実際のところどうなんでしょうか?

この記事のまとめ
  • カントリーマアムのサイズは発売当初よりほとんど変わっていない
  • カントリーマアムの枚数は発売当初よりも少なくなった
  • カントリーマアムがなくなる2040年問題という考察があったが更新された
  • カントリーマアムの枚数が減った理由は値上げをしないため

以下に、なぜカントリーマアムが小さくなったという都市伝説があるのか、どれくらい枚数が減ったのか、2040年問題に関しても詳しくご紹介します!

カントリーマアムの大きさが昔と比べて小さくなった?

まずはカントリーマアムが昔と比べて小さくなったと言われている理由をご紹介します。

カントリーマアムの大きさ変化

カントリーマアムのサイズは、ネット上で「小さくなった」という噂が広まっていますが、実際のところ、サイズはほぼ変わっていません。

1992年に大袋タイプのカントリーマアムが発売された時の1枚の重さの規格は11.5gでした。

2002年頃から現在まで10gで推移しており、確かに質量は減っていますが、劇的なサイズの変化は確認されていません。

このたった数gの減少で「小さくなった!」と気付くのは難しいですよね。

不二家が過去に企画変更をしたのは2回だけ

不二家の担当者の方は以下のように明言しています。

発売当初は11.5g。1996年に10.5gに規格変更。2014年に10.0gに規格変更をしたのみです。

つまり、カントリーマアムが小さくなったというのはほぼ都市伝説というわけですね。

昔の機械は今と比べてあまり精度も高くなく、重量誤差もあったので多少大きい物も出荷されてしまっていたとも言ってますが、それでも見た目で小さくなったと気づくのはほぼ不可能だと思われます。

参考記事:集英社オンライン

なぜ小さくなったという都市伝説があるのか?

なぜ小さくなったという都市伝説があるのか、理由を2つ解説します。

  • 自分たちが成長して小さくなったと錯覚した
  • とある記事で比較されていたものが小さくなったという噂を作った

成長して小さくなったと錯覚

カントリーマアムが袋で発売されたのが1992年。

現在までカントリーマアムと一緒に生きてきたという人も少なくないはずです。(?)

子供の頃は手のひらサイズだったカントリーマアムが大人になってコインサイズになってしまい、小さくなってしまったという勘違いを生んでいるのではないでしょうか?

昔のカントリーマアムと比較してみたという記事がある

以下の記事に『昔と今のカントリーマアムを比較してみた』という紹介があります。

引用:カントリーマアムの大きさが小さくなってるって本当?発売当初と比較して紹介!

私もこの記事を拝見しましたが、トレーディングカードゲームの様に、昔発売されたカントリーマアムを現在までとっておいたのでしょうか?

比較に使われている写真は明らかにサイズが違うのはわかりますが、本当に昔に販売されていたものなのかどうかは疑問です。

考えられるのは以下に紹介している2009年に発売された『テイスティカントリーマアム』との比較なのではないか?と思われます。

参考記事:もぐナビ

これがカントリーマアムが小さくなったと噂されるようになった原因なのではないかと思われます。

カントリーマアム2040年問題

カントリーマアム2040年問題とは一体なんなのでしょうか?

詳しく解説していきます。

カントリーマアムの枚数の推移

まずはこちらの表を見てください。

枚数規格(g/枚)
1992年28枚11.5g
1996年28枚10.5g
2002年30枚10.0g
2003年30枚10.5g
2005年30枚11.0g
2007年28枚10.5g
2008年24枚10.5g
2011年22枚10.5g
2014年20枚10.5g
2016年20枚10.0g
2022年19枚10.0g
2024年18枚10.0g

カントーマアムの枚数の推移を表にまとめました。

数年に一度は規格の変更、枚数の減少が起きていることがわかります。

発売当初より10枚減っているんですね…

なぜ枚数が減り続けている?

結論、製造コスト上昇を値上げせずに賄ったためです。

ビスケットやチョコレートなどの原材料費は過去に比べて高くなり続けています。

製造コストが上がったため、お菓子業界も『内容量を減らすか、値段を上げるか』選択を余儀なくされました。

不二家は『値段はそのままで内容量を減らして販売をする』という選択をした結果枚数だけが減少し続けているという事です。

カントリーマアムが消滅する2040年問題の予測の始まり

このカントリーマアムの枚数の減少が予測の始まりです。

カントリーマアムの大袋に入っている枚数は発売当初から徐々に減少しており、2016年には「このままのペースで減り続けるとカントリーマアムが消滅してしまうのではないか」と話題になりました。

当時、11年間で10枚減少していたことから、2038年にカントリーマアムが「0枚」になると予測されました。

これがいわゆる『カントリーマアム2040年問題』と言われているわけです。

最新のデータによる消滅予測の更新

最近のデータでは、枚数の減少ペースが以前よりも緩やかになったため、消滅時期が13年も先送りされました。

この新しいデータを反映して再計算を行った結果、消滅の時期が2038年から2051年に延長されました。

さらに、1992年のカントリーマアムの発売当初は28枚入りであったことが分かり、これらのデータを解析すると、カントリーマアムが完全に消滅するのは2072年になるという新たな予測が立てられました。

枚数が減っていることには変わりないんですけどね。

最後に

こうゆう考察って面白いですよね。

国民から愛されるカントリーマアムが無くなることは一生ないと思います。笑

この前、ローソンでカントリーマアムの飲み物が発売されているのも見ました!

いろんな商品がこれからも販売されていくのが楽しみです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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